“ドリル事件”でトラウマ状態… 「マスコミ嫌い」の小渕優子氏に「逃げ回っているのは大人げない」の声

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 永田町では目下、派閥が解体されて“独り立ち”を余儀なくされた、自民党議員たちのパーティーが花盛りだという。そんな中、同じ日に開かれた二人の女性議員のパーティーが、あまりに対照的で……。

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報道陣が自由に出入りできない会

 ともに旧茂木派に属した女性議員がパーティーを開催したのは、臨時国会が佳境を迎えた12月11日のこと。そのうちの一人は、鈴木貴子衆議院議員(39)である。

 永田町関係者によれば、

「現在、自民党の広報本部長を務める彼女が永田町のホテルで開いたのは〈政経セミナー2025〉。麻生太郎副総裁(85)や茂木敏充外務大臣(70)、父・鈴木宗男参議院議員(77)も顔を見せていました」

 この会合では、

「“どよ~んとした感じで、何にも動かないという感じがあった”と、麻生さんは石破政権について言及していた。マスコミにもフルオープンで大盛況の会合でしたから、この一件はまたたく間に報じられました」(同)

 同じ頃、港区内のホテルで行われていたのは、小渕優子衆議院議員(52)のパーティーだった。

「その名も〈議員在職25周年 小渕優子君 出版記念会〉。今月上梓した著書『わたしと父・小渕恵三』に絡めたものです。こちらは石破茂前首相(68)や小泉進次郎防衛大臣(44)が出席しましたが、マスコミ受付もなく、取材はお断りの態。自民党担当記者はおらず、父・恵三さんの元番記者や親しいメディア関係者の姿がちらほら見えた程度です。報道陣が自由に出入りできない会だったなんて……」(政治部デスク)

「ありがとう」のメール

 果たして、いかなる会合だったのか。

「私はその日、五つのパーティーを掛け持ちしていたから、バーッと入って、喋って、すぐいなくなりました」

 と語るのは、石破前首相である。会のスピーチでは、

「小渕総理が亡くなられたとき、“総理というのはこんなに大変なんだ”“命を削る仕事だ”と見ていて思ったし、自分がやってみてそう思う。小渕総理の誠実なお人柄や、総理をやるにあたってどれほど細かく気を配られたか、とにかく立派な方だったと、本の内容に即して申し上げました」

 続けてこうも言う。

「終わった後、ちゃんと“ありがとう”とメールをくれる人とくれない人がいますが、そのへんは優子先生、きちっとしてますよね」

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