3000万円が“使途不明金” 疑惑の「高市応援団」市議がみずから弁明 「私の政治活動は市議会議員レベルじゃない」

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「労働組合や朝鮮総連の情報などを……」

 そこで、上畠氏に具体的に何に使ったのかを問うと、

「私には複数の“代理人”がいて、彼らが私に代わって行う情報収集活動などにかかる経費が主な支出先になります。私と対立する組織である労働組合や朝鮮総連の情報などを集め、その謝礼や情報提供料として5万円に満たない金額を支払っています」

 こう真顔で語るのだ。さらに続けて、

「神戸市が給食から中国産の食材を排除したり、動物園へのパンダ誘致をやめたのも、収集した情報を世論形成に役立てた成功例です」

肝心の領収書

 肝心の領収書を見せてほしいと言うと、「いいですよ」と答えたものの、出てきたのはコンビニや高速料金のレシートばかり。

 代理人なる者に支払った謝礼分などの領収書は、

「個人の名前が分かってしまうので見せられない」

 と拒否された。一方で驚きのイメージチェンジについて尋ねると、

「4年前には体重が115キロありましたが、ダイエットで65キロにまで落としました。半年ほど前に脂肪吸引も行い、今年の初めにはモニターとして無料で眼瞼(がんけん)の手術も受けましたよ」

 と語るのだった。

「高市さんの応援団なんて迷惑千万。火の粉が及んだら、どうするんだ」(前出の自民党関係者)

週刊新潮 2025年12月25日号掲載

ワイド特集「師走の事件簿」より

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