“極度の脱水状態”で“熱失神”か…赤坂「高級個室サウナ火災」で命を落とした夫妻は“死因不詳”も専門医は「循環喪失の状態に陥ると15分で死に至るリスク」を指摘

国内 社会

  • ブックマーク

 東京・赤坂の個室サウナ「SAUNATIGER」で火災が発生し、夫婦2人が死亡した問題で日テレNEWSとFNNプライムオンラインは12月17日、警視庁が司法解剖を行い、結果は「死因不詳」だったと速報で伝えた。これに紀藤正樹弁護士は自身のXに「死因不詳という場合は極めて異例」と投稿した。一方で、2つの記事は警視庁が死因を「高体温症死か、焼死の可能性が高い」と見て捜査を進めているとも報じた。(註)

 ***

 捜査が進むにつれ、被害者夫婦が個室サウナに閉じこめられ、極度の暑さに苦しみながら死亡した状況が浮かび上がってきた。...

つづきを読む