「依然としてご体調には波がおあり」の雅子皇后 “被災3県ご訪問”を乗り切る「奥の手」とは

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雅子皇后の“心のよりどころ”

 そこで懸念されるのが、やはり皇后のご体調である。

「1泊2日のご訪問では、どうしても駆け足のスケジュールになってしまいますから、日程としては2泊が望ましい。が、2泊の日程をこなされたのは、今年9月の『国民文化祭』ご臨席と慰霊のための長崎ご訪問が6年ぶりでした。10月にも2泊で京都・大阪を訪問されましたが、お泊まりになったのが京都大宮御所であった上、公務としてはゆるやかな日程でした」(前出の記者)

 では、なぜ長崎への行幸啓が果たされたかといえば、

「皇后の心のよりどころとなっている愛子さまとご一緒だったからではないでしょうか。今年6月の沖縄ご訪問も、愛子さまが支えになっておられた印象です。というのも、その10日ほど前に全国植樹祭があったのですが、出発の朝、ご体調を理由に雅子さまの同行が取りやめになったのです」(同)

 四大行幸啓の一つである植樹祭を欠席されたのは、即位後初のことである。

「その直後の沖縄ご訪問ですから、雅子さまのご不安もひとしおだったはずですが、愛子さまがご一緒だったことで、つつがなくお過ごしになったのだと思います。そういう事情もあり、来年の被災3県のご視察に、愛子さまが同行される案も浮上しているのです」(同)

 皇室解説者の山下晋司氏が言う。

「東北ご訪問に愛子内親王殿下が同行されれば、御所内での普段の生活と変わらない安心感を皇后陛下はお持ちになれるのではないでしょうか。また、日本赤十字社にお勤めになり、能登半島ご視察からも分かるように、常に被災者に心を寄せておられる内親王殿下にとっても、大震災の被災地を訪問されるのはいい機会だと思います」

 いかなる一年と相成るか。

週刊新潮 2025年12月18日号掲載

ワイド特集「喜怒哀楽」より

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