“荒ぶる”公明党に立憲民主党が急接近 「安住幹事長は将来的な選挙協力を見据えている」
「定数削減は絶対に受け入れられない」
約四半世紀にわたって自民党と連立政権を担った公明党が野党色を強めている。
政治部デスクが解説する。
「自民党が日本維新の会と進める、衆議院議員の定数削減に真っ向から反対しているのが最たる例です。公明党の斉藤鉄夫代表は、法案について“あまりに乱暴。民主主義の手続きを否定するやり方だ”と、強い言葉で批判しました」
背景には、支持母体の創価学会の会員高齢化による党勢低迷があるとされる。将来的に比例代表一本に絞るとの観測も出ており、
「法案は与野党協議で1年以内に結論が出なければ小選挙区で25、比例代表で20の計45議席が自動的に削減されるとの条項が盛り込まれています。...

