「プーチンの歌姫」と非難された世界的オペラ歌手「ネトレプコ」が“本格復帰”…圧倒的な歌唱で魅せる「トスカ」の舞台映像が1週間限定で上映へ

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ウクライナ侵攻後のクラシック界

 ロシアのウクライナ侵攻は、アメリカによる和平案が提示され、協議がつづいているものの、やはり一筋縄ではいかないようだ。このまま越年は確実と思われる。

 2022年2月24日のロシアの侵攻開始以来、クラシック音楽界でも、一斉にプーチン批判が巻き起こった。西側のオーケストラや歌劇場は、プーチン&ロシアへの反対意志を表明しないアーティストを、続々と降板させた。

 そのなかで、最も注目を浴びたのが、ロシアの人気指揮者、ヴァレリー・ゲルギエフだった。ゲルギーの愛称で知られ、ロシア国内ではマリインスキー劇場の芸術監督・総裁、西側では、ロンドン交響楽団やミュンヘン・フィルハーモニーの首席指揮者、さらにはウィーン・フィルハーモニーも指揮。...

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