大ヒット作「代紋TAKE2」の漫画家が明かす“デジタル化で激変”した制作現場 …「SNS投稿を見出されてデビュー」「作画の技術はYouTubeで学ぶ」ケースも

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 コロナ禍以降、漫画の制作現場ではデジタル化が急速に進んだという。「代紋TAKE2」などのヒットをもち、現在は「ゴールデン・ガイ」を連載中の漫画家・渡辺潤氏は、ペン入れ(清書)までをアナログで、その先の仕上げはデジタルで行う“ハイブリッド形式”で原稿を完成させている。一方で、デジタル全盛の時代ゆえの苦労も少なくないようだ。渡辺氏に漫画制作の最新事情を訊ねた。【取材・文=山内貴範】(全2回のうち第2回)

――従来の出版社以外に、IT系など様々な企業が漫画の事業化を進めています。...

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