実は「美魔女」はモテない? 男性が選ぶ「お付き合いしたい50代女優」に見る“使い減り”“夫の影”の法則
独身イメージは強み
美魔女でなく美女であること、使い減りしていないこと以外にも、ランキングでは「不倫」や「人妻」のイメージがない「独身」であることが大きな強みになるという。
「内田有紀も吉瀬美智子も離婚歴がありますが、元夫が地味だったり一般人だったり“妻”のイメージが薄い。逆に及川光博と結婚していた檀れいは、一切“生々しさがない夫婦”だったのがよかったのかも。常盤貴子も劇作家と結婚していますが、夫の顔が浮かばないパターンといえるでしょうか」
3位にランクインした吉瀬には「元ヤンキーのイメージ」がありつつも、「同じく元ヤン系の飯島直子ほどはあけっぴろげ感・ガサツ感がなく、きれいを維持できている点」「大物歌手の元妻と一般人の元妻の違い」がポイントにつながったと指摘。
逆に、イケメン俳優を夫に持つ4位の森高千里と5位の松嶋菜々子については……。
「本当はむしろ不人気の原因となるのが“イケメン夫”の存在です。例えば工藤静香。妻、母、アーティストの顔を持ち、化粧やスタイルも独特……でも、男性の興味をひかない最大の理由は、キムタクの顔がチラつくことでしょう。そういった意味では江口洋介の妻・森高、反町隆史の妻・松嶋がランクインしたのは本当に大健闘だと思います」
森高は若い日の人気楽曲が壮大な前フリとなって、世間から「いつオバさんになるのか」と特異な視線を送られる存在。本人の露出もまあまああるので「殿堂入りしたくらいの安定の順位では」と納得の様子。そんな宝泉さんが今回、もっとも気になったのが松嶋の存在だという。
松嶋菜々子のポテンシャル
「そもそもモデル出身で女性ウケのいい松嶋菜々子は、男性ウケもいい。1999年のドラマ『魔女の条件』では相手役のタッキーを口説いたと噂され、その後『GTO』で共演した反町を稲森いずみから乗り換えさせて結婚。上昇志向の強い肉食系ですが、『やまとなでしこ』の桜子役で見せたような“ズルく可愛く男に媚びることができる”イメージが彼女にフィットしました。この役どころは2丁目界隈でも人気沸騰……つまり男と女と二丁目すべてにウケる、という究極のゾーンに入ったんです」
今年の朝ドラ「あんぱん」でも嵩の母・登美子役を好演していた。
「母でありつつ女性としての“現役感”もある毒親っぽい役どころが魅力的でした。ただの美女枠は30代から先がキツイ。彼女は『家政婦のミタ』などアクの強い役も演じられる。イケメン俳優の妻であり、母であり、たくさんの代表作を持っていながらも色に染まらず、使い減りしない稀有な存在だと思います」
最後に、この中で宝泉さんが「もっとも会ってみたい女優」を尋ねてみた。
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