「目が覚めたら飲む、というほどの酒好き」 佐賀関の大火災、火元とされる独居男性の素顔 「気前が良く、慕われていた」

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 40時間余りにわたって燃え盛った大火は、ブランド魚の名産地を容赦なくのみ込んでいった。11月18日に大分市の佐賀関地区を襲った大規模火災。火元とみられるのは、老いた元漁師の住む一軒家だった。今回、唯一の犠牲者となってしまった男性の身に何があったのか。

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 焼失面積は実に4万8900平方メートル。未曾有の大火災は、さる18日の夕刻に発生した。

「焼損した建物は約170棟、当日は強風が吹いており、また現場は狭く入り組んだ路地に木造家屋が密集しているため、延焼してしまいました。...

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