高市首相答弁「日中関係悪化」に「朝日が一役買った」で思い出される過去の問題
高市首相の国会答弁に端を発した日中の対立は収束の気配を見せていない。問題発生直後は、「高市首相が悪い」派と「中国が悪い」派と「野党が悪い」派が存在しているように見えたが、急にそこに「朝日新聞が悪い」派も台頭してきている。
この「朝日新聞が悪い」という主張は主に以下のようなものだ。
「高市答弁を受けて、中国の駐大阪総領事・薛剣(せつけん)氏がXに投稿した〈勝手に突っ込んできたその汚い首は一瞬の躊躇もなく斬ってやるしかない。覚悟が出来ているのか〉という暴言は、その下に朝日新聞の速報が引用されている。...

