高市答弁「正しい派」「間違い派」の両方が押さえておくべき最低限のファクト 台湾外交部の冷静な分析は
台湾有事に関連した高市早苗総理大臣の答弁の評価は真っ二つに分かれている。それぞれの立場の人たちが、反対側を国会、テレビ、SNS上で厳しく非難しあう状況だ。
しかし実はファクトを把握しないままの空論も多いのではないか――ライターの梶原麻衣子氏は指摘する。高市政権批判の道具として中国を利用する人たちは問題だが、一方で過去の発言からは、高市総理の持つ「うかつさ」も感じる場面もあったという。
公開情報をもとに現在をどう読むべきか。以下、梶原氏の寄稿である。...

