「歌もダンスもできないのか!」から7年…東京ドームで涙の“意味深”あいさつ、宮脇咲良の現在地
LE SSERAFIM来日公演
韓国の5人組ガールズグループ・LE SSERAFIM(ル・セラフィム)が今月18日と19日に東京ドームで開催した来日公演には計8万人の観客が詰めかけ成功裏に終えた。「2025 LE SSERAFIM TOUR ’EASY CRAZY HOT’ENCORE IN TOKYO DOME」と題した今回の公演。メンバーのKIM CHAEWON(キム・チェウォン)、HONG EUNCHAE(ホン・ウンチェ)、HUH YUNJIN(ホ・ユンジン)、KAZUHA(中村一葉)、SAKURA(宮脇咲良)は、赤いレーザー光線が交錯するド派手なステージを展開しファンの大歓声を浴びた。
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5人の中でも特別注目されていたのは、グループ最年長の宮脇だ。現在27歳で年明け3月には28歳を迎える。K-POPに詳しい音楽ライターがこう振り返る。
「HKT48出身のベテラン宮脇はさすがにステージングに慣れていて、『東京ドームにルセラフィムがやってきました!』と会場を煽るのもうまかったですね。その一方でアンコールのあいさつでは、東京ドームのステージに立つのは11年ぶりであることを明かし、『14年間アイドルをしてきてたくさん夢をかなえられて、代わりにたくさんのことをあきらめました。たくさんの人に出会い、たくさんの人との別れも経験しました。あの日々を乗り越えた先にこの景色が待っているのなら、生まれ変わってもアイドルの道をまた選びます!』と涙ながらに語っていました。もちろん本心でしょうが、晴れの大舞台を涙で締めくくって観客を感動させる姿はまさに“宮脇プロ”ならでは」
今回の東京ドーム公演は、宮脇が10代から築いてきたキャリアの新たな頂点でもある。7年前、韓国のオーディション番組「PRODUCE 48」のオーディションに参加した宮脇は、指導を担当したコーチから「歌もダンスもできないのか!」と痛烈にダメ出しされ、悔し涙が止まらなかった。
しかし、持ち前の頑張りでデビュー組に選ばれ、2018年に韓国人9人と日本人3人で結成された12人組ガールグループ・IZ*ONE(アイズワン)のメンバーとしてグローバルデビュー。そして22年にはK-POPグループ・LE SSERAFIM として3度目のデビューを経験した。その宮脇も契約が終了する29年には30代に突入する。
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