高市政権の財源観は「非常に心配」 野田毅・元税調会長が指摘する「大失策だった政権」の名前

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「債券安」と「円安」の進行に警戒感が広がっている。背景にあると考えられているのが、高市早苗政権が策定する21兆3000億円規模の総合経済対策。財政悪化を懸念する市場が、債券と円に売りを浴びせているのである。高市政権の「積極財政」の姿勢は、「自民党税調」の人事にも表れ、「財政規律派」の森山裕前幹事長が幹部会合(インナー)から外れ、小野寺五典氏(65)が初めてインナー外から任命されたのは既報の通り。2009年から2015年にかけ、自民党税制調査会のトップを務めた野田毅氏(84)は、そうした動きに危機感を抱いているという。...

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