「殺した女の子の写真をスナックで見せびらかしていた」 幼女を殺害、母に画像をメールした“快楽殺人犯”の鬼畜 「奈良小1女児殺害」から21年 

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「女の子の写真や」

 小林は、身辺に捜査が及んでいるとは思ってもいなかったようなのだ。小林がこの店に来るようになったのは10月頃から。新聞の契約がきっかけで、以来、週に2、3回は来ていたという。

 小林は、逮捕されることはないと高を括っていたと思われる。事件から10日ほど経った頃だ。

「お客は彼1人で、飲み物を出したら、携帯見ながら、『ワオッ』て言いよってん。『ボクの携帯にえらいの入ったわ。事件の女の子の写真や』と言うんです。私は画像を見ませんでしたが、『そんなん消してしまい』と怒ったら、それっきり言わなくなった」(同)

 だが、快楽殺人者の特性として、自己顕示欲を抑えることができなかったのだろう。画像を隣のスナックでも見せびらかしていた。

画像を見せてニヤニヤ

「うちに来るようになったのは12月中旬から。2日に1回の割合で来るようになって、ブランデーのVSOPのボトルを入れてくれました。カウンターで1人で飲んでいる時は、よく携帯をいじってました」

 と、スナックのママが言う。

「それで、居酒屋のママから聞いていたので、『アンタ、凄い写真持ってるんやて? ちょっと見せてよ』って言ったんです。小林はすぐに携帯を取り出してボタンを操作しました。画面を覗きこんだら、いろんな名前があって、その中から、被害者の女の子の名が題された画像を選んで見せられました。それは、小さな女の子が服を着ないままの格好で横たわっている画像でした。私はビックリして、『何でそんなもん持ってるの?』と聞いたら、『警察関係から流れてきたもんや』とか言ってました。その後うちのホステス達にもその画像や、その他の幼女にイタズラしているようなヘンな画像を見せたりしていたんです。それでホステスが『小林さん、犯人ちゃうの?』と言ったら、ニヤニヤ笑っていたそうですわ」

 結果的には、女児の携帯電話から自分の携帯に画像を転送したことで、通信記録から足が付くことになった。小林の自宅マンションからは、女性の下着やマニア向けの少女嗜好ビデオ、雑誌の類が多数押収されたのだった。

 ***

 異常極まりない言動である。果たしてこの小林はどのように育ち、いかにして犯罪に手を染めるようになったのか。死刑判決が下った際の驚くべき態度とは。【後編】では、小林の生い立ちを詳述する。

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