石破前首相は「口いっぱいにおにぎり」でNOを突き付けられた? “普段の立ち居振る舞い”はやっぱり重要(中川淳一郎)
いやはや、酒にヤラれました。酒には強いと思っていたのですが、やはり相性の良い酒と悪い酒があることをよわい52にして痛感。11月2日から4日まで、ユネスコ無形文化遺産の「唐津くんち」に参加しました。あちこちのお宅を訪れるという狂喜乱舞のお祭りでは、行く先々で酒をバンバン飲まされます。
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となると、日本酒も出てくる。180ミリリットルほど入るグラスで2杯一気飲みさせられ、完全に記憶がブッ飛んでしまったのです。
元々ビールはいくらでも飲めるし、ウイスキーや焼酎、ラム、ジンなどの蒸留酒もイケます。そして、醸造酒の日本酒とワインとは相性が悪いのは分かっていました。ビールも醸造酒ですがアルコール度数が低いため、まぁ大丈夫。
でも、12~15度の日本酒やワインは私にとってキツ過ぎて、完膚なきまでにたたきのめされたわけです。
かくしていったん家に帰って3時間寝た後、再び呼び出されて性懲りもなく、また酒を飲みに行ったのですが、絶対に日本酒とワインは飲まん!という鋼のマインドで臨んだ結果、その際は事なきを得た次第です。
なんで人間は「この選択をするとロクな結果にならない」ということを学習しないのか。私も、本当に分かってはいたんです。「日本酒を飲んだらオレの今日は終わる」と。この行為に及べば身の破滅につながると。
しかし、回避はできなかった。何も学んでない!
そこから連想するのが石破茂前首相です。高市早苗首相が10月末からの国際会議で各国の首脳と楽しそうに交流をしていた件について、左派の皆さまは「上目遣いでこびている」「女であることを利用している」などと散々な評価をしましたが、トランプ米大統領と無難に対峙したことは、まぁ評価に値するでしょう。
しかし、約1年間の短期政権に終わった石破氏が高市氏のような振る舞いができたかというと、大いに疑問符が付きます。
石破氏は、国際会議において「ぼっち」的な感じでスマホだけが唯一の友達であるかのような振る舞いをしました。もっと他国の首脳と交流してくださいよ!と思うものの、そうはしてくれませんでした。
しかしながら、単に次のようなイメージ戦略で好感度は上がったはずです。
「会話の輪の中に入って笑顔を見せる」「わざわざあいさつに来てくれた首脳には立って笑顔で握手する」「口の中をおにぎり飯でいっぱいにする様を見せない」
正直、なんでここまで石破氏は、対外的なイメージを損なう行為を続けたのか。「おにぎりの食べ方が汚いよ」なんてことで批判される内閣総理大臣など前代未聞でした。
だったら解決策は「おにぎりをきれいに食べる」ことしかない。私も今回「日本酒、ワインといった醸造酒を一度に大量に飲まない」という方針を堅守していれば、トンだ酔っ払いにならずに済んだはずです。
わが身を振り返るに、石破氏の一連の行為も理解できます。ただ、同氏と私とでは社会的にも国際的にも立場が全然違います。参院選敗北が辞任のきっかけながら、根本的、本質的に石破氏へのNO!があったのでは……。それだけ普段の立ち居振る舞いは重要です。



