マニラ日本人2人射殺事件で警視庁が「マル暴刑事」を現地に派遣した理由 黒幕に「九州の反社勢力説」も浮上

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 今年8月にフィリピンの首都マニラで日本人2人が射殺された事件を捜査するため、11月11日、警視庁と警察庁は「暴力団対策課」所属の捜査員ら6人を現地に派遣した。警察は事件の背景に反社勢力のトラブルがあると見ており、「黒幕は九州の暴力団関係者ではないか」といった説も浮上している。

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 事件が起きたのは8月15日午後10時45分頃。マニラの繁華街・マラテでタクシーから降りた日本人男性2人が、男に拳銃で頭を一発ずつ撃たれ、死亡した。...

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