紅白歌合戦に「嵐」出場の可能性は? 低視聴率に焦るNHKが熱望する「旧ジャニーズ」の名前
今年も残り2カ月足らず。気の早い話ながら、エンタメ業界では年末の「NHK紅白歌合戦」の出場者が話題だ。
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【写真を見る】紅白に「旧ジャニーズ」から出演する可能性の高いグループとは?
「すでに出場する方向で進んでいる」
「司会は3年連続で芸人の有吉弘行(51)と、6年ぶり4回目の綾瀬はるか(40)、初起用の今田美桜(28)の女優二人です。局からは鈴木奈穂子アナ(43)という布陣ですね」
と言うのは芸能デスク。
「とりわけ注目されているのは、創業者のジャニー喜多川氏(故人)による所属タレントへの性加害問題を受けて、一昨年から2年連続で出場が見送られていた旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT=以下スタート社=)の扱いです」(同)
実現すれば、出演は3年ぶり。舞台裏をスポーツ紙の音楽記者が明かす。
「すでに出場する方向で調整が進んでいます。NHKは一昨年春に性加害問題が明るみに出た後、同年9月には当時のジャニーズ事務所を紅白を含めたすべての番組から締め出していました。状況が変わったのは昨年10月。NHKはスタート社による被害者への補償や再発防止の取り組みが進んだとして、同社との関係を再開させていました」
NHKの“台所事情”
背景にはNHKの“台所事情”があるという。
「やっぱり視聴率が違ってきますから。旧ジャニーズの出場がなかった令和5年の視聴率は第1部が29.0%と、初めて30%の大台を割り込んで関係者に衝撃が走りました。続く第2部も31.9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)と過去最低を記録。昨年は第1部29.0%、第2部が32.7%とワースト記録の更新こそ避けられましたが、視聴率が退潮傾向にあることに変わりはありません」
かつて紅白は例年、旧ジャニーズ事務所から5~6組のグループが出場する一種の寡占状態にあったが、
「今回は3組ほどとか。人気絶頂のSnow Manのほか、グループ名を変更し、今年2月にメンバーを3人から8人に増員したtimelesz(タイムレス)の登場もありそうです」
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