高市首相と好対照 “スーパーハイテンション” 玉木代表の痛すぎる選択ミス

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しゃべりすぎた

「自民のみならず各方面から“そんなこと、わざわざ表で言う必要ある?”“自分自身が決断し切れなかったことを糊塗(こと)しているだけでは?”などといった声が聞こえてきていました。これに限らず玉木氏は今回の政局で外部に対してしゃべりすぎた印象もあります。致命傷とまで言えないにしても、なんだかんだとしゃべりすぎたことも関係者の印象を悪くしていましたね」(同)

 自民と維新の連立が成立し、結果として国民民主や玉木氏が積み上げてきた人気や支持率は崩落した。玉木氏自身の内心はともかくとして、国民民主周辺のテンションは一気に急落したのである。

「当然ながら永田町では“それ見たことか”“当然の報い”といった評価になっています。玉木氏自身はこれまで同様、”政策実現にまい進する”というスタンスで行くのでしょう。今年の残りの国会は物価高対策一色でしょうから来年から仕切り直しになりそうです」(同)

 同じハイテンションでも、高市氏がトランプ大統領との会談で見せたそれは賛否両論あれども一定の支持を得ている。この点でも玉木氏とは好対照と言えるかもしれない。

 しかし玉木氏とてこれまでにもいくつかの難局を切り抜けてきたキャリアがある。本来なら致命的になるはずだった「不倫騒動」すら乗り越えたのだ。政府の物価高対策がうまくいかなかった時に、再び存在感を示すことができるだろうか。

デイリー新潮編集部

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