市川團子の“快進撃”のウラで… 「最近はギクシャクしている」と言われる父・香川照之 「二人の評価が逆転している」

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「二人の関係はギクシャクしている」

 快進撃が続く息子と対照的なのが、実父の市川中車こと香川照之(59)だ。

 芸能記者が後を引き取る。

「これまで團子と中車はセットでの出演が多かったのですが、最近は團子が単独で出演する機会が増えてきた。親子で出演する際も、團子が主演級の大きな役で中車は脇役に回ることも少なくない。演者としての評価や扱いが逆転しているともいえそうです」

 波に乗る團子は、9年前に中車が離婚した前妻との間に生まれた子だ。

「日常生活は母親と共に過ごし、父親とは歌舞伎をはじめ仕事の際に顔を合わせるという関係が続いていましたが、中車は3年前に再婚した相手との間に子どもが生まれています。そのせいか、最近は二人の関係がギクシャクしているとも」

 平成24年に上演されたスーパー歌舞伎「ヤマトタケル」は、そんな父子にとって思い入れの深い作品だ。

「俳優としてテレビや映画で活躍するほか、マルチタレントとしても売れていた中車は、ここで歌舞伎俳優として本格的にスタートした。團子が初舞台を踏んだのも本作ですから、奇しくも父子は同じ舞台で歌舞伎俳優としてのキャリアをスタートさせていたわけです」

 10年超を経て、子が父を超える日が――。

週刊新潮 2025年10月30日号掲載

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