「日本には四季がある」ももはや瓦解… 外国人にホメてもらわないとプライドが保てない日本人

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 本稿執筆中の10月13日、私が暮らす佐賀県唐津市の気温は30℃。新聞によると、鹿児島県肝付町では12日に観測史上もっとも遅い猛暑日となる35.0℃を記録。なんなんだコリャ。衣替えは10月が定番でしたが、私は相変わらず短パンとTシャツとサンダル。この格好を始めたのは早くも5月で、いずれ年の半分は夏スタイルになってしまいそうです。

 日本には四季がある、というのも定番の修辞でした。あぁ、春は桜、夏は入道雲、秋は紅葉、冬はこたつにミカン。そんな風情も今は昔、もはや「二季」じゃないですか! 紅葉にしても昔は11月上旬にイチョウ並木が黄色く色づいたものなのに、今や11月末にやっと色づき、12月に葉が大量に落ちる。...

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