こんな記事も読まれています
「大谷翔平はアメリカで大人気」のウソ 「海外サマから日本人が認められた」が大好きな国民性(中川淳一郎)
ドジャース・大谷翔平選手とオリックス・山本由伸選手という、MLBにおける大注目選手に関し、日本のメディアもネットも沸騰中。今後、スポーツ紙やテレビ局がこの二人に日本人番記者をつけて緻密な報道をすることでしょう。
この報道、アメリカにかつて住んだ身からすると、恥ずかしいんですよ。何しろ、「日本人のスターを『全米が絶賛!』と報道したくて仕方がない」という状況が1995年の野茂英雄選手の渡米以降続いている。日本の選手のことを大多数の米国人が知っているかのように印象付けますが、実際は違う。...
つづきを読む
こんな記事も読まれています
「大谷翔平」と「羽生結弦」 SNS戦略が人生を左右する厄介な時代
同じ年生まれの国民的スターとして常に注目を浴び続ける大谷翔平と羽生結弦。好感度も極めて高い二人だったが、羽生に関しては否定的なコメントも見られるようになってしまった。一方で、今のところ大谷は情報発信でもパーフェクトゲームに近い状況を生み出せている。後編では羽生のナイーブさゆえの同情すべきエピソードを紹介しているが、前編では専門家に、その違いをマーケティング戦略の視点から分析してもらった。【前後編の前編】
***
1994年生まれの戌年で、今年30歳を迎える大谷翔平と羽生結弦――。...
つづきを読む