“スクール水着も拒否”だった人見知り少女が…「グラビアってありかも」 母は娘が載ると雑誌を爆買い 親孝行と感謝の思い
小学校のスクール水着ですら着たくなく
――芸能活動をすることをお母さん、そして矢野さん自身はどう思っていたんですか。
矢野:お母さんは私について「もう新生児室の時から抜群に可愛かった」って言ってくれていて(笑)。一時はキッズオーディションにも出していたみたいなんです。なのでお母さんは応援してくれていて、私も熱い気持ちがあったわけではないんですが、お母さんが喜ぶし、とりあえずやってみようかなと思ってました。
――その後、俳優として活動しますが、2023年に「週刊ヤングマガジン」でグラビアデビューします。どういった流れだったのでしょうか。
矢野:自分の体型のコンプレックスがずっとあって、死ぬほどダイエットしていた時期もあったんです。それで一時は38キロぐらいになったんですが、リバウンドで10キロくらい太っちゃったんです。もうぷにぷにになっちゃって(苦笑)。
どうにかしないとと考えた時に「そうだ、仕事のためだったらどうにか頑張って痩せられるんじゃないか」と思って。そう考えた時に「グラビアってありかも」とビビっと思ったんです。それで事務所の人に言うだけ言おうと思って「グラビアやりたいです」って伝えました。すると出版社へすぐに顔見せに行かせてもらって、ヤングマガジンさんのカメラテストもすぐに決まりました。
――自分に自信がなかったという矢野さんが、自分を魅せるグラビアの仕事に就くというのは面白いですね。水着になることに抵抗はありませんでしたか。
矢野:それこそ小学校のスクール水着ですら着たくなくて、プールの授業をサボり続けたくらいなので、多少の恥ずかしさはありました。緊張というか、いつも一番近くで見てくれてるマネージャーさんに水着姿を見せるのがめっちゃ恥ずかしくて。でも、もう始まってしまえばそんなことは気にならなかったです。
カメラテストの1か月前から筋トレと食事制限をして、丁寧に体づくりをしてから挑みました。もう自分がやれることはやって臨んだ結果、担当の編集の方から「矢野さんで1回やってみたい」と思ってくれて初グラビアが決まりました。
フォロワーが大幅増、現在は月2でグラビアへ
――ヤンマガでの初グラビアは、くびれがものすごくきれいでしたね。グラビアってものすごく綺麗に撮ってもらえますが、出来上がったもの見て、少しは自信になりましたか?
矢野:めっちゃなりました。しかもヤンマガさんに出たことでSNSのフォロワーが8,000人ぐらい増えて。その次に週刊プレイボーイさんに出てまた増えてと、あっという間にフォロワーが1万人ぐらいになったんです。応援してくれる人が増えるというだけで活力になるんです。なので心が元気になりました。
――当初狙ったダイエット効果はありましたか?
矢野:めっちゃありました。ありがたいことにヤンマガさんに出てから月2回はグラビアの撮影が続いています。なのでこの1年は今の体を維持するよう常に気をつけています。普段から食事に気をつけたり「お菓子は撮影現場で食べればいいや」と食べないようにしてます。
――グラビアの撮影現場ってケータリングとかいろいろありますもんね。
矢野:サンドイッチとかフルーツとか、美味しそうな食べ物がいっぱいあります(笑)。私が焼き芋が好きだとたくさん言っていたら、焼き芋のお菓子を用意していただいたり。
だから、グラビアの現場の帰りは大荷物でやばいです。お菓子も持って帰りますし、フルーツもタッパーに詰めてもらうし。美味しかったお弁当の余りは家族に持って帰るので、大荷物で久々に実家に帰ってきた人みたいになってます(笑)。
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