「さんま」も登場した「アッコにおまかせ!」40周年SP 豪華すぎるゲストに「番組終了へのカウントダウンが始まった?」

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 10月5日、TBSの日曜昼のバラエティ番組「アッコにおまかせ!」の40周年を記念した2時間スペシャルが放送された。番組終了が囁かれて久しいが、果たして45周年はあるのだろうか。

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 司会の和田アキ子(75)は40周年SPが放送された翌日、自身のInstagramにこう綴った。

《改めて、こうして40周年を迎えられたのは、スタッフ、準レギュラーとして出演してくれる皆、そして何よりも、いつもご覧いただいている視聴者の皆さんのおかげで、感謝の気持ちでいっぱいです さんまも忙しい中、出てくれて本当にありがとう/そして、2作品も壁画アートを制作していただいた、OVER ALLsさんにも本当に感謝です/これからは、もう一度気を引き締めて、1回1回の放送を大切に、心を込めて皆様にお届けしたいと思います/引き続き宜しくお願いします》

 民放プロデューサーは言う。

「5日の放送はスペシャルゲストとして明石家さんまさんを招き、主要な準レギュラーが集合しました。スケジュールが合わなかった出川哲朗さんとは中継を結んだほどで、40周年にふさわしいお祭り騒ぎとなりました。ところが、視聴率は世帯4・5%、個人2・4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区:以下同)とイマイチ。この日、同時間帯の視聴率を争うテレビ朝日の『ビートたけしのTVタックル』が放送されなかったことを考えると、満足とは言い難い数字だと思います。出演者が勢揃いした上に、さんまさんがスペシャルゲストでもこの結果ということは、この先これ以上の数字は望めないということですから」

 かつては二桁の視聴率を取っていた人気番組も、放送開始から40年ともなれば人気に陰りが生まれるのは当然だろう。

発言に切れがなくなった

「とはいえ、番組が低迷しているというのとも違います。過去の視聴率と比べたら確かに低くなっていますが、裏番組と比べても決して悪いわけではなく、健闘していると言っていい。それでも低迷を感じさせるのは、和田さんのパワーダウン感でしょう。和田さんも75歳ですからね。最近はオープニングで見せるVサインも弱々しくなりました。コンプラの影響も大きいのですが、発言に切れがなく、斬り口やキャラクターの面白さが通じなくなっているように思います」

 かつては“芸能界のご意見番”として、歯に衣着せぬ発言が人気だった。NHKの「紅白歌合戦」に30年連続で出場していた頃は、その人選にまで文句をつけていた。

 ところが、近年は和田の失言がネットで炎上することも少なくない。昨年はパリ五輪女子やり投げの金メダリスト・北口榛花が、競技場でうつ伏せになってカステラを食べているところを「なんかトドみたい……」と発言して大炎上。翌週の放送で謝罪することになった。

「その当時は“2025年春に番組終了”とのネット記事も出ましたが、TBSの定例会見で幹部が『全く事実ではございませんと、強く言っておきます』と全否定しました」

 そろそろ潮時ではないのだろうか。

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