〈ふざけるなNHK〉 「NHK ONE」不具合連発で現場は大混乱 エースアナが続々謝罪の“異常事態”に
【全2回(前編/後編)の前編】
放送開始から100年の節目を迎えたNHKが、ネット配信サービス「NHK ONE」をいよいよスタートさせた。公共放送としてラジオ、テレビに続く“第三の開局”だと意気込むが、初日から不具合が発生して大混乱。さっそく局内からは無用論が出ているとか。
***
【写真を見る】和久田麻由子アナが新たに担当する“意外な”番組名と役回りとは?
「いったい全体どうなっている。いい加減にしろ!」
などと怒号が響き渡ったのは、さる地方にあるNHKの放送局だった。
声の主は中高年の男性。今月1日から始まったネット配信の新サービス「NHK ONE」への不満をぶちまけていたという。
現場に居合わせたNHK職員によれば、
「まさに新サービスがスタートした日の出来事でした。この男性は、朝から放送局が開くのを待ち構えていた。エントランスには新サービス開始にあたり、スマホなどの操作に不安を持つ視聴者向けのサポートコーナーがありまして。入ってくるなりそこの担当職員にクレームをぶつけていました」
SNSでも不満が爆発
怒り心頭だったのは、この男性だけではなかった。
SNS上ではNHKの新サービスに対して、
〈ほんとふざけるな なんなんだNHKって こんなに不信感持ったことない gmailに認証コード届かない難民いっぱいいそうなのだが 〉
〈画面がフリーズしたり、入力画面に打ち込めなかったり、もうめちゃくちゃ〉
〈解約したろかな腹立つ〉
といった不満の声が相次いで寄せられたのだった。
これには「NHK ONE」プレゼンターを務める黒崎めぐみ理事も番組で平謝り。1日に放送された「午後LIVEニュースーン」午後4時台に出演して深々と頭を下げた。
同日午後7時半からの「クローズアップ現代」でも、MCの桑子真帆アナが、
「原因は調査中です。ご不便をおかけして申し訳ございません」
などと、おわびを述べた。
[1/2ページ]


