〈ふざけるなNHK〉 「NHK ONE」不具合連発で現場は大混乱 エースアナが続々謝罪の“異常事態”に

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【全2回(前編/後編)の前編】

 放送開始から100年の節目を迎えたNHKが、ネット配信サービス「NHK ONE」をいよいよスタートさせた。公共放送としてラジオ、テレビに続く“第三の開局”だと意気込むが、初日から不具合が発生して大混乱。さっそく局内からは無用論が出ているとか。

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「いったい全体どうなっている。いい加減にしろ!」

 などと怒号が響き渡ったのは、さる地方にあるNHKの放送局だった。

 声の主は中高年の男性。今月1日から始まったネット配信の新サービス「NHK ONE」への不満をぶちまけていたという。

 現場に居合わせたNHK職員によれば、

「まさに新サービスがスタートした日の出来事でした。この男性は、朝から放送局が開くのを待ち構えていた。エントランスには新サービス開始にあたり、スマホなどの操作に不安を持つ視聴者向けのサポートコーナーがありまして。入ってくるなりそこの担当職員にクレームをぶつけていました」

SNSでも不満が爆発

 怒り心頭だったのは、この男性だけではなかった。

 SNS上ではNHKの新サービスに対して、

〈ほんとふざけるな なんなんだNHKって こんなに不信感持ったことない gmailに認証コード届かない難民いっぱいいそうなのだが 〉

〈画面がフリーズしたり、入力画面に打ち込めなかったり、もうめちゃくちゃ〉

〈解約したろかな腹立つ〉

 といった不満の声が相次いで寄せられたのだった。

 これには「NHK ONE」プレゼンターを務める黒崎めぐみ理事も番組で平謝り。1日に放送された「午後LIVEニュースーン」午後4時台に出演して深々と頭を下げた。

 同日午後7時半からの「クローズアップ現代」でも、MCの桑子真帆アナが、

「原因は調査中です。ご不便をおかけして申し訳ございません」

 などと、おわびを述べた。

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