維新は「計算が狂った」と頭を抱えて… “高市早苗総裁”誕生で笑う野党は
“台風の目”になる可能性
AIエンジニアの安野貴博氏が党首を務めるチームみらいについても、
「すでに安野氏と接触した維新議員もいるようだ」
安野氏は7月の参院選に出馬し比例代表で初当選。所属議員は同氏一人ながら、2.6%の得票率で政党交付金の対象となる政党要件を満たした。ITに明るい安野氏は、今月2日に政治資金を可視化するツール「みらいまる見え政治資金」を発表している。
政治部記者が指摘する。
「自公は先の参院選で過半数まで3議席不足となりました。自民党は安野氏に与党会派入りを打診し、見返りにデジタル相のポストを提示したといいますね」
当初、安野氏は「(会派に)絶対入るとも、絶対入らないとも言えない」としており、8月には自民党の森山裕幹事長(当時)との会談に応じていた。
「参政党も国民民主もいずれ国民に飽きられるでしょう。その点、チームみらいは今後、台風の目になるかもしれず“先物買い”して損はない」(維新関係者)
明治維新は20年ほど続いたが、現代の維新は……。
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