「糖質ゼロ」「ノンカフェイン」表示がOKに 「紅麹問題」から1年半「機能性表示食品」の“規制緩和”は何をもたらすのか
小林製薬の「紅麹問題」から1年半余り。機能性表示食品として販売されていた紅麹サプリによる健康被害が明らかになって以降は制度そのものへの非難が集まり、健康被害報告を義務化するなど制度の厳格化がすすめられた。しかし、厳格化から1年がたった先ごろ、制度は一部“規制緩和”に進んだという。内閣府の消費者委員会食品表示部会は紛糾した議論の末に機能性表示食品に「糖質ゼロ」「ノンカフェイン」といった「強調表示」を認めることで合意し、今後、消費者庁は食品表示基準の改正に向かう。...

