26年間「下駄の雪」の公明党が今更「連立離脱」の“ご都合主義” 内部からは「そろそろ解党すべき」との指摘も

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 踏まれても蹴られてもついてゆきます下駄の雪――。1999年に自民党と連立を組んで以来、政権に食らいついて離れない公明党を揶揄して使われる都々逸だ。そんな下駄の雪が、四半世紀が過ぎた今になって「政策、理念の一致があって初めて連立政権が成立する」などと言い出し、連立を解消した。目的はどこにあるのか。

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 従来、自民党に新執行部が発足するや否や、公明党は直ちに連立継続の合意文書を交わしてきた。ところが、新総裁に選ばれた高市早苗氏と10日に会談した公明党の斉藤鉄夫代表は、連立離脱を表明した。...

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