”傷もの”と呼ばれて「萩生田だけは勘弁ならねぇ」の遺恨消えず 「連立離脱」におわせ 公明・創価学会の怒りの原点
実質的には幹事長
時間が経過し、2023年秋に裏金問題に関する東京地検特捜部による捜査が顕在化し、萩生田氏はその波に飲み込まれていく。
「2024年10月の衆院選は萩生田氏にとって辛いものとなりました。もともと創価学会からかなりの票を融通してもらっていたのですが、表立ってそれを頼みにすることはできず、落選の可能性も指摘されたほどでした」(同)
何とか当選を果たしても石破政権では干されていた。高市氏の総裁選当選を受け、ようやく復権のきっかけを得たというところだろう。
「新幹事長の鈴木俊一氏は麻生氏からのおねだりに応えただけで“お飾り”なので、実質的には萩生田氏が色んなことを差配して行くはずです。そういった点と過去の因縁を含めて公明側は強い拒否反応を示しているわけです」(同)
裏金議員であるのみならず、公明側との遺恨がある萩生田氏の起用に公然と異議申し立てをする公明側を高市氏はどう収められるか、腕の見せ所と言えるだろう。











