「キティちゃん好きのヘビースモーカーで虎キチでした」元番記者が語る高市早苗・自民党新総裁の”素顔”
女性初の総理大臣になりそうな高市早苗・自民党総裁(63)の”素の姿”はどうなのか。かつての番記者は「イメージと真逆なところもあれば、しっくりするところもある」と語る。乙女とオッサンの両面を併せ持つ“不思議ちゃん”だったというのである。
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(24年9月18日に配信した記事を再構成しました)
週刊誌に書かれても真っ先に気にするのは「写真写り」
高市氏の意外な一面を教えてくれたのは、彼女が総務大臣だった2015年頃に番記者を務めていた男性記者だ。記者は初めて大臣室に入ったとき、高市氏の足元を見てびっくりしたという。かわいらしい「キティちゃん」があしらわれたスリッパを履いていたからである。
「タカ派のコワモテイメージとは真逆だったのでびっくりしましたよ。実は女の子っぽいところがあるんですよ」(元番記者)
ファッションやメイクにもすごく気を遣っていたという。
「自分について書かれた週刊誌の早刷り記事を手にすると、どんなに悪口を書かれていようとも、真っ先に文章よりも自分の写真写りを気にします」(同)
15年に第3次安倍改造内閣が発足した時は「就任式でお気に入りのドレスで着飾れなかった」と大騒ぎしていたという。
「第2次安倍改造内閣で女性初の総務大臣に抜擢されたのですが、次も続投になるとは直前まで聞かされていなかった。結局、フォーマルではない上着を纏って記念撮影に臨んだんですが、『なんで事前に教えてくれなかったのよ』と安倍さんへの不満をブツブツ言っていました」(同)
音と匂いが“異様だった”大臣室
イケメン好きを隠さなかったとも振り返る。
「当時、付いていた精悍なSPのことを『イケメンよねぇ』と、いたく気に入っていましたね。彼が昇進したかで外れた時は『今度の人はガッカリ』と露骨にこぼしていた。記者も男前の人をかわいがります」(同)
一方で“オヤジ臭さ”も存分に見せつけられたという。
「大臣室の異様な光景は忘れ得ません。入った瞬間、まずプーンとお香の匂いが鼻につくんです」(同)
高市氏は知る人ぞ知るヘビースモーカー。タバコの匂い消しのためのお香を炊いていたのである。
「室内に入っていくと“ゴォー”という空気清浄機の音が聞こえてきます。常時、2〜3台稼働しているのでうるさいのです。さすがに大臣室で吸っている姿を見たことはありませんが、懇親会の時は紙巻タバコを美味しそう吸っていました」(同)
加えてもう一つのオヤジエピソードが“虎キチ”である。地元が奈良で大学が神戸大学ということもあり、熱狂的な阪神タイガースファンなのだ。
「大臣室にも阪神コーナーが設けられ、タイガースのユニフォームやマスコット人形が飾られていました。酒が入ると阪神愛を語り出します」(同)
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