23歳サッカー選手の心を奪ったのは「年上美人アナ」 ふたりの距離を縮めた“運命のメッセージ”とは
人生いろいろ、家族もいろいろ、幸福の形もいろいろ。近年、「結婚がゴールではない」という声も大きくなりつつあるとはいえ、ゴールインした二人には幸せになってほしいと思うのが人情というものだろう。
そして、そのゴールに到達するまでには、十人十色のドラマがあるのは言うまでもない。目下、幸せに包まれているカップルにエールを送りつつ、出会いから現在までを根掘り葉掘り聞いてみる「令和の結婚事情レポート」。
今回登場していただくのは、8月6日にSNSで入籍を発表した、サッカーJ2のRB大宮アルディージャのMF・谷内田(やちだ)哲平選手(23)と、フリーアナウンサーの佐藤由菜さん(27)だ。
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運命を決定付けたメッセージ
KBS京都の局アナだった由菜さんは、2022年から京都サンガの担当に。20年にサンガに入団した哲平さんは当時、栃木SCへレンタル移籍中だったが、互いの存在は知っていた。
彼がサンガに復帰した後の23年4月、ルヴァン杯・対セレッソ戦の快勝後に由菜さんがインタビュー。以後も3~4回は話を聴いたが、多くの選手を取材する身だ。特に哲平さんのことは印象に残らなかった。
同年9月で由菜さんはKBS京都を退社してフリーとなったが、24年以降も仕事でサンガと関わった。
一方、彼は24年6月に韓国のFC安養(アニャン)にレンタル移籍。サンガ関係者に由菜さんが「谷内田選手、行っちゃいましたね。秋に韓国行くので、連絡取ってもいいですかね」と話すと、「いいんじゃないですか」。そこで7月初め、哲平さんに「行けたら応援に行きます」と由菜さんがメッセージ。これがその後の二人の運命を決定付けた。
異国の地で知り合いもなく、寂しい思いをしていた彼から速攻で返事が。「(自分に気があると)勘違いしちゃいました」と照れ笑いする哲平さんは、毎日練習後に「お疲れ様です」と必ず送信するようになった。
さらに7月末には、由菜さんのいる東京まで1泊2日の弾丸帰国。自身の地元である新潟の料理を出す居酒屋で初デートした。
彼女の家に転がり込み……
これだけの行動力を見せつけられれば、彼の好意はもはや丸分かり。だが、その時点ではまだ明確な交際の意思を言葉で伝えられていなかった。ただ、彼は「いつか言おう」と考えてはいた。少し期間が空いたものの、8月4日にLINE電話。彼から「付き合おう」と告白し、交際が始まる。
10月に由菜さんが訪韓すると、彼は日本からの旅行者があまり使わないバスを駆使し、安国(アングク)のロンドンベーグルミュージアムや漢江(ハンガン)を案内した。肉を買ってその店で焼いて食べるスタイルの、人気の精肉店併設の焼肉屋も楽しんだ。
11月中旬にレンタル移籍を終えて彼は帰国。京都の家を引き払っていたため東京の彼女宅に転がり込む。移籍先が決まるまでの居候の予定が、12月中旬に大宮からの話が舞い込み即決し、そのまま同居継続となった。
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