「かなり痩せて、パッと見で分からないほどに…」 療養を続ける美川憲一 “不死鳥のごとくよみがえる”までの静かな闘い

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 今年6月にデビュー60周年を迎えた美川憲一(79)の体調が良くない。先日、入院中であることが公表されたと思ったら、その後、10月までに予定されていたコンサートの出演も次々とキャンセル。大御所の知られざる入院生活、病状はいかに……。

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自分の足で歩くこともできず……

 美川入院の報が駆け巡ったのは9月13日のこと。

「所属事務所のHP上で『洞(どう)不全症候群』という心臓疾患に伴う手術のため休養を取ることが発表されたのです。すでに11日にペースメーカーの取り付け手術が完了し症状は改善しているとのことでした。その時点ではあくまで術後の経過観察のため、1週間程度入院するものとみられていたのです」(芸能記者)

 だが、その後、出演予定だった28日の「秦野たばこ祭」、29日の「令和・歌の祭典2025 ~作詞家星野哲郎生誕100年記念~」への辞退が相次いで発表され、25日には10月に予定されていた「第52回歌謡祭」の出演も見送りが決定した。

「都内の総合病院に入院中の美川さんは当初、29日の『令和・歌の祭典』には出る意欲を見せていました。ところが、術後の体調が思わしくなく、いまだに担当医から退院許可が下りないと聞いています」

 そう語るのは、美川を知る芸能関係者である。聞けば、1分ほど会話しただけで息切れしてしまうほど弱っているという。

「自分の足で歩くこともままならず、院内の移動には車椅子を使っているそうです。病室では気丈に振る舞っているものの、声にいつもの張りがなく、かなり痩せてしまったといいます。パッと見では美川さんと分からないぐらい容貌が変わってしまっているようです」(同)

 ステージに半世紀以上立ってきた美川のこと。弱りきった自分の姿を見られまいと、ごく近しい関係者以外、お見舞いを断っているという。

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