「もうちょっとで大臣になれる」ニヤつく維新・馬場前代表に危機? 「橋下さん主導で多くの議員が離党する可能性」
“河村・橋下新党”で与党入り?
維新の衆院議員は、現時点で選挙区選出が22人、比例代表選出が13人の計35人だ。
「選挙区組には前原誠司前共同代表をはじめ橋下シンパが多い。比例組には選挙区での出馬希望者が多いが、連立入りすると自公との選挙区調整が厳しく希望が通る見通しは薄い。よって多くの議員が馬場さんに同調せず、橋下さん主導で離党する可能性がささやかれています」(前出の維新関係者)
事情を知る関係者の解説。
「河村・橋下新党が10人程度で与党入りを目指すなら、自公には新たな選択肢となる。橋下氏は今夏に“自民、公明は弱っている。大阪副首都構想一本に絞って連立を組んだらいい”と色気を見せていました」
維新は消費減税や社会保険料の引き下げを、連立入りの条件にするとされる。
「これには、自民党の財政規律派や財務省の強い抵抗が予想されます。一方で橋下氏相手なら、彼の総務大臣ポストと副首都法案の提出程度で済むでしょう。自公にとっては橋下氏の方が“安上がり”ですよ」(同)
永田町の数合わせは続く。
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