初グラビア前夜は「泣いてました」露出が増えてありえないDMも… 夢と現実を見つめて学費を稼ぐ「21歳女優」のこれから
坂上未優インタビュー後編
女優、インフルエンサーとして活動する坂上未優さん(21)は、左耳が聞こえない片耳難聴だ。前編では彼女の日常生活について聞いたが、後編では芸能活動にスポットをあてる。中学時代に「JCミスコン」を受けたきっかけから、初グラビアでの葛藤や「ミスマガジン」活動中の誹謗中傷。さらに今後の活動についてライター・グラビア評論家の徳重龍徳氏が聞いた。
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――前編では片耳難聴のお話をお聞きしましたが、芸能人としての活動についてお聞きできればと思います。芸能の仕事に興味を持ったのは何歳頃ですか。
坂上:もう小学生くらいの時からです。3歳の頃からハーバード大学と関わりがある国際交流の団体に所属し、小学5年生の時に台湾に2週間、中学1年生の時にアメリカに1ヶ月ホームステイをしていたんです。そうした体験を人前に立って話す機会も多くて、人前に立つのってすごく気持ちいいなと率直に思ったんです。そこから人前に立つ芸能の仕事に興味を持ち始めました。
――意外なきっかけですね。国際交流の団体に入ると、その後に国連に行きたいとか、そっち方面に行きそうですけれど。
坂上:私はそうではなかったです。あまり学校というものが好きではなかったので。
――なぜですか?
坂上:左耳が聞こえないということで、クラスにあまり馴染めなくて。学校に行くことがすごく嫌で、中学の途中から行かなくなりました。
トントン拍子にファイナリストに
――2018年には「JCミスコン」でファイナリストになります。オーディションはどういうきっかけで受けたんですか。
坂上:私には姉がいるんですが、Z世代向けのイベントの裏方の仕事をしていたんです。その姉が「JCミスコンっていうものがあるらしいよ」と教えてくれて、「じゃあ、やってみるか」と思って参加しました。
――坂上さん以外のファイナリストはすでに芸能活動をしていた人が多かったそうですね。
坂上:元々歌手をやられてた方、アイドルやられてた方が多かったです。「どうせ2次くらいで落ちるでしょ」って思ってたんですけど、なぜかトントン拍子にファイナリストまで残りました。ファイナリストに残れたことでランウェイも歩かせていただきましたし、ミスコンにはその後に「今日好き」で有名になったひなたまるちゃんも一緒に出ていて、貴重な体験だったなって思います。
――JCミスコンに出場したことで、どこかの事務所に声をかけられましたか?
坂上:ゆうちゃみさんとかが所属してるギャル系の事務所から声をかけていただきました。
――ギャル系!? 坂上さんのイメージとはかけ離れていますね。
坂上:そうなんですよ。ほかにもお声がけはいただいていたんですが、一番熱心に話をしてくれたところがその事務所だったので入りました。ただ「egg」モデルさんがたくさんいらっしゃる事務所だったので、私はあまり溶け込めずに抜けてしまって。
その後にフリーランスでカットモデルをやっている時に上海のヘアショーだったり、美容系の雑誌にも掲載していただいて。それを見た事務所さんにインスタのDMで声をかけてもらいました。
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