総裁選に挑む「小泉進次郎農相」が見習うべき人物は身近にいた…バラエティ出演ラッシュの兄「孝太郎」が芸能界で活躍し続けられる理由
仕事は絶好調
10月4日に投開票を迎える自民党総裁選。各メディアによる情勢調査で優勢とみられていた小泉進次郎農水大臣(44)だが、「ステマ騒動」で思わぬ余波を受けている。戦後最年少で首相の座に昇り詰めるかどうかは予断を許さない情勢だが、仮に今回の挑戦がダメだったとしても兄で俳優・タレントの小泉孝太郎(47)の生き方を参考にすればいいかもしれない。
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「孝太郎がデビューした01年、父の純一郎氏(83)は首相を務めており、芸能界史上初の現役首相の2世タレントとなりました。そして、弟が首相の座に就いた場合、今度は芸能界史上初の、現役首相の兄タレントとなります。いくら政治家一家に生まれたからとはいえ、なかなかここまで強い“引き”を持つ人はいないでしょう。とはいえ、すでに孝太郎本人が四半世紀にわたって芸能界で活躍し、地元や政界では『弟より政治家向き』との声もあがっています」(永田町関係者)
そんな孝太郎だが、ここに来て仕事が絶好調だ。
テレビ朝日系のトークバラエティ番組「プラチナファミリー~華麗なる一家をのぞき見~」のMC、テレビ東京系の情報番組「よじごじDays」の木曜日MC、「ニンゲン観察バラエティ モニタリング」(TBS)のレギュラーを務め、さらに、9月16日にMCを務めるテレビ朝日系「日本探求アカデミックバラエティ 火曜の良純孝太郎」のレギュラー放送がスタートした。また、9月24日と10月1日は2週にわたり、親友である俳優のムロツヨシ(49)との旅バラエティ「小泉孝太郎&ムロツヨシ 自由気ままに2人旅」が放送された。そして、10月12日スタートのTBS系日曜劇場「ザ・ロイヤルファミリー」に主要キャストの1人としても出演する。
「孝太郎さんは2000年に開催された大型オーディション『21世紀の石原裕次郎を探せ!』に応募するも落選。それでも、地元の神奈川県横須賀市つながりで、芸能界の重鎮に顔が利く人物のツテで、『ザ・ドリフターズ』が所属する老舗芸能事務所『イザワオフィス』入りを果たしました。鳴り物入りでの芸能界デビューでCMオファーが殺到しますが、孝太郎さんは俳優業を志していたため、ドリフのリーダーで俳優としても実績がある故・いかりや長介さんに師事し、俳優として基礎から学ぶことになりました」(テレビ局関係者)
02年にフジ系の連続ドラマ「初体験」で俳優デビュー。以後、縁戚関係にあり、父と親交があった故・石原慎太郎氏の原作をスペシャルドラマ化した同年放送のTBS系「狂った果実2002」でドラマ初主演を果たす。その後、NHKの大河ドラマ「義経」(05年)、「ハケンの品格」シリーズ(日本テレビ、07年、20年)、「下町ロケット」(TBS、15年)、主演を務めた「警視庁ゼロ係~生活安全課なんでも相談室~」シリーズ(テレビ東京、16年~)、「ブラックペアン」シリーズ(TBS、18年、24年)、劇場版の「踊る大捜査線」シリーズ(03年~)など数々の映像作品をこなし、俳優としてのスキルアップを果たしてきた。
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