閉幕目前、どうなる「アフター万博」 “祭りのあと”の観光客減は不可避…大阪の未来を占うと

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 なんだかんだで盛り上がりを見せた大阪万博は、閉幕まで1か月を切った。「祭りの後の静けさ」という言葉が示すように、にぎわいと反動は表裏一体。熱が冷めたあと、大阪はどのように新しい魅力を示すことができるのか。消費経済アナリストの渡辺広明氏がレポートする。

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 不振が心配された事前予想から一転、大阪・関西万博は、運営費の採算ラインを超える見通しで「黒字化」の目処がついたと報じられている。10月13日の閉会が近づくなか、来場者も最多人数を更新するなど盛況となっているようだ。...

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