「敬遠合戦」や「ずる休み」より大きな価値あり! 不利な条件でも、最後まで出場してタイトルを勝ち取った名選手列伝
シーズン終盤の個人タイトル争いといえば、露骨な敬遠合戦や残り試合を休んで逃げ切りを図るなど、ファンが素直に祝福するのを躊躇うようなものも少なくない。その一方で、ケガを押して強行出場したり、休むことなく最後まで出場した結果が吉と出て、タイトルに価値ある彩りを添えた、ポジティブな選手も存在する。【久保田龍雄/ライター】
肉離れで「今季絶望」とされながら、強行出場した試合で代打満塁本塁打を放ち、初の本塁打王に輝いたのが、オリックス・T‐岡田だ。
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