平均球速は「3キロ上昇」与四球率も「半減」…手術明けの「大谷翔平」が見せる驚異の進化 投手としてより“完全体”に
ナ・リーグ西地区は依然ドジャースとパドレスの一騎打ち状態が続いている。ドジャースは救援陣がチームの足を引っ張る試合が多いが、対照的に先発投手陣の奮闘が目立つ。特に直近3試合の登板で防御率0.66と圧巻の投球を披露しているのが大谷翔平だ。
2年ぶりに投手として復帰した二刀流右腕の今季防御率は3.29。これはMLB通算3.03よりも若干悪いが、その投球内容を掘り下げると、防御率では測り切れない至高のパフォーマンスを披露していることが分かる。進化途上の“投手・大谷”を幾つかの切り口を用いて分析した。...

