「30数年間、あたしに1円もくれませんね」…「樹木希林」が明かしていた「内田裕也」との仲 連絡手段がFAXだった理由とは
この国は大丈夫かな、と思いました
「ワイドショーのレポーターの方が留守番電話に、『樹木さん、大変なことになりました』って、血相変えたメッセージを入れてくれてたんですけど、あたしとしては全然大変じゃないのよ。これまでもいっぱいあったから。最近も本木さんやあたしに『お前、好事魔多しっていうから気をつけろよ。ちゃんとしてろよ』と言ってたんです。『はい、わかりました』と言ったけど、魔は自分だったじゃないかと言いたいですね。
今までもこんなことはあったんですけど、女性が届け出なかったんだよね。刑事さんの話を聞くと、内田さんは『謝りたい』って言ってるみたいね。『あたしに謝ると言ってるの?』と聞いたら、『相手の女性には謝りたいみたい』ですって」
この時、夫の逮捕を受け、樹木も会見を開いたが、そこには女優としての責任感も垣間見える。
「家の前にワーッと人だかりができて、家族が一歩も外に出られないから会見になっただけなんです。こんな話でみなさんをお招きして会見なんて、こんなおこがましいことありません。でも、みなさんにご迷惑をおかけしているわけですから、ハッキリさせたほうがいいかと思いまして。
あぁ、(1981年に)勝手に離婚届を出された時も会見しましたね。あの時は筋が通らないと思ったから、ハッキリさせようと思ったの。でも、そのあとに会ったら、内田さんも会見の様子を知ってて、『お前、面白いこと言ってたじゃねぇか』ですって。
まぁ今回は蓮舫さんの反応も見れましたしね。なんと申しますか、器の小ささと言いますか、この国は大丈夫かな、と思いました」
内閣府特命担当大臣だった蓮舫参院議員は記者から、事業仕分けによく姿を見せていた内田逮捕の感想を求められ、「感想はありません」と冷たく言い放っていた。
[2/3ページ]


