早くからうずうずしていた高市早苗氏の「激痩せぶり」を不安視する声 相変わらずの「大演説」も「前回の決選投票を思い出させる」と不評

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介護疲れを指摘する声も

 さらに健康面を不安視する声も出ているという。確かに1年前の写真と近影を見比べると、頬がゲッソリした印象を受ける。

「ヘビースモーカーで有名ですから、タバコばっかり吸って食べていないんじゃないかという声もある。真っ直ぐ歩けていないので、腰を悪くしているようにも見えます。今年に入って脳梗塞で倒れた夫の山本拓さん(元衆議院議員)の介護で疲れているんじゃないかという声も聞かれます」(同)

 一方、ライバルの小泉進次郎氏は農水大臣として「コメ対策」で国民に颯爽たる姿を見せてきた。石破氏に引導を渡す役を買って出たことでも目立ったばかり。

 新総理が選出されれば、早晩、国民の審判を受けなければならなくなることを考えると、若くて溌剌な小泉氏を担ぎたいと考えると議員が多いのではないかというのである。

 もっとも各々の議員の意思だけで決まらないのが自民党だ。麻生派だけでなく、すでに解散した旧派閥の影響力は今なお残る。

「結局、今回の石破おろしに成功した麻生さんたちが誰をかつごうとするか次第。2人以外の誰かが担がれる可能性も十分考えられます。小泉氏はこの先もまだチャンスがある身。少数与党の状態で引き継いで短命に終わるくらいならば無理して火中の栗を拾いに行く必要はない。一方、最後のチャンスになりかねない高市氏は最後までガツガツ行くのでしょう」(同)

 関連記事【最後の2時間で小泉進次郎氏はどうやって石破首相に「引導」を渡したのか チキンレースから降りる決断をさせた「示唆の言葉」】では、石破首相の退陣を決断させた小泉氏の「言葉」について詳報している。

デイリー新潮編集部

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