「アンヌ隊員&アマゾン」衝撃の入籍から3か月 78歳と76歳の夫婦は“交際0日婚”だった! 移住後の新婚生活を語る
53年の親交、交際は0日
実はこの時、ふたりは交際していなかった。ひし美の言葉通り「考えている時間はない」ということだったのだろう。78歳と76歳、酸いも甘いもかみ分けた、大人同士の“交際0日婚”だったのだ。
ひし美と岡崎のそもそもの出会いは53年前に遡る。'72年の映画『不良番長一網打尽』での共演がきっかけだった。
「あの共演で仲良くなって、当時はちょくちょく会っていました。でも、恋愛感情とかはなかったの。彼の彼女と3人で遊びに行ったこともあったしね(笑)。本当にいい友達関係。
'05年には私が当時、調布でやっていた台湾料理の店に来てくれました。そこから10年会っていなくて、'15年に熊本でイベントをやるから…と彼からの依頼で出演。その後も'18年にまたイベントで一緒になって…。その後も一緒になる機会はあったけど、会っている頻度はそのくらいだったかしらね」
50年以上の付き合いとはいえ、今回のスピード婚に不安はないのだろうか?
「彼も同居から…と考えていたみたいだけど、私は前の夫の苗字を使っていたので、苗字を岡崎に変えたかったの。もちろん、それだけじゃなくて、彼が本当にいい人だから結婚したんですよ。電話で話していて“この人しかいない”と思ったんだから(笑)」
特撮界のBIGカップルの今後は
今は引越しの片付けで忙しい2人だが、こんなプランを考えているという。
「徹ちゃんと賢一さんが、古民家を使ってカフェをやろうと計画していて。それに私も乗っかろうかなあって。オープンは9月くらいにしたいですね」
今年でデビュー60周年を迎えたひし美。おめでたいことが重なったが、これからの展望を聞いてみるとーー。
「別に何もないです。これからの生涯、彼とまったり幸せに暮らせればって。もうね、あくせく働くのは疲れたの(笑)。芦北町でゆっくりと、この町を盛り上げるようなことができれば嬉しいな。
50年以上かかってやっと掴んだ幸せだから、これからを楽しまなくちゃ。徹ちゃんとも、性格的に合わないことも出てくるかもしれないけれど、彼のことが大好きだから(笑)」
最後までのろけっ放しのひし美。老いらくの恋と結婚生活を楽しみつつ、末永くお幸せに。







