「チームの稼ぎ頭の年俸が過去に1億円を超えたことも」…インドネシアで活躍「南部健造」選手が明かす“凄まじいサッカー熱” 地元選手には“追っかけも…

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憧れの先輩であり続けるために

 さまざまな貴重な経験積み重ねてきた南部選手は今年6月、一般社団法人EU JAPAN SPORTSと協働で、母校である八王子市立山田小学校の開校50周年記念イベントに登場し、講演を行った。

「まだまだ現役を続けるつもりではありますが、将来はサッカーを通じてキャリア構築や、金銭の知識などを学べるアカデミーを設立してみたい」と話す南部選手の思いが詰まったプログラムは、子どもたちが自身の夢や目標を叶えるためのヒントがちりばめられた内容に仕上げられている。

「母校に通う子供達と過ごした時間は、僕にとっても新鮮で、さまざまな発見することができた貴重な機会だったと思っています。皆さんが僕のことを“憧れの先輩”として見てくださっているように感じる場面もありましたが、それに相応しい存在であり続けるために、一層頑張らないといけないなと感じました」

 子供達との交流を通じて生まれた思いとともに、南部健造選手は、どのようなパフォーマンスを見せるのだろうか。その勇姿に注目したい(第1回了)。

 第2回【名門ユースで衝撃を受けた“超人気俳優”の「ひたむきさ」…インドネシアリーグで活躍する日本人選手が明かす「プロとして生きる矜持」】では、インドネシアリーグで活躍する南部健造選手に、名門ユースで過ごした経験や、後に超人気俳優になる人物との接触、そして海外でプレーする時に大切なことなどについて伺った。

ライター・白鳥純一

デイリー新潮編集部

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