「“終わりの始まり”を迎えている」 450人削減の「ベネッセ」が抱える「進研ゼミ」の深刻な問題とは

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 450人にも及ぶ希望退職者を募ったはいいものの、そのやり方に対し「強硬なリストラだ」という指摘が内部からあがっているベネッセ。背景にあると指摘されるのは、抜群の知名度を誇る「進研ゼミ」の窮状だ。会員数の減少に歯止めがかからないのは、実は少子化や競合の台頭などの“外的要因”に限った話ではないのだという。驚きの現状を、複数の関係者が明かした。

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 4000万人にも及ぶ個人情報を流出させた“事件”以来の人員削減だ。被害者への補償金などで赤字に陥った2014年当時は、300人の希望退職者を募集。...

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