伊東市議会で田久保市長の不信任決議案への賛否を“たった一人”保留している共産党市議に「市長をまだ信じているのか」直撃した

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議会も信を問うべき

――グレーだと言いますが、市長が弁護士事務所の金庫の中にある卒業証書を持ってきてくれさえすればハッキリします。

「確かにここまで疑惑が出ている以上、市長は百条委員会の中で卒業証書を見せることくらいはすべきだったと思います。刑事告発されていることを提出しなかった理由にしていますが、この説明に納得いっていない市民は多いですし、この点において市長は説明責任を果たしていないとは思っています」

――市長を今も信じたいということなのですか。

「卒業証書を開示しようとしないところはおかしいとは思っていますが、卒業していたと思い込んでいたことについては信じたいです。除籍になっていたことを知っていたのにニセの卒業証書を見せて学歴をごまかしていたわけではない、と。

 ただ今のまま続投すれば良いと思っているわけではありません。職員や議会との関係が悪化したまま、このまま市長として職をまっとうするのは難しい状況です。議会とここまで敵対してしまうと予算も通りませんし、出直して信を問い直す必要があるのではないかと思います」

――もし再選挙になったらまた田久保市長を応援するつもりですか。

「それについても今は決めかねている状況です。私は議会も合わせて解散し、議員達も卒業論争から一度離れて、もう一度この町をどうしたいのか掲げるところからやり直す必要があると考えています」

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デイリー新潮編集部

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