「夏の甲子園」の“歴史的大敗”が政治問題に発展…「どうしてこんなに弱いのか」「県民の意識高揚にもつながる大事な問題だ」

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 1985年夏の甲子園、桑田真澄、清原和博の“KKコンビ”が最上級生となったPL学園は、初戦で東海大山形に大会史上最多の29得点で圧勝。当時「セ・リーグ最下位のヤクルトより強いかも?」の声もあったスーパーチームの本領を発揮した。一方、郷土の代表が歴史的大惨敗を喫した山形県では、県議会で「どうしてこんなに弱いのか」の議論も交わされる政治問題に発展した。【久保田龍雄/ライター】

 1983年夏から5季連続で甲子園にやってきたPL学園は、大会第7日の8月14日に初登場。...

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