捜査線上に浮上した「中国人」…強盗団リーダーが明かす「ナンペイ事件」の裏側 「強盗は少ない人数でやると失敗する。だから、失敗したんだ」
「日中混成強盗団」
95年7月、東京・八王子市のスーパーで女子高生ら3人が無残に射殺された凶悪事件。未解決のまま30年を迎えるこの事件には、全容解明に向け、あと一歩のところまで迫った瞬間があった。【鹿島圭介/ジャーナリスト】
第1回【犯人逮捕まであと一歩だった…「八王子スーパー強殺事件」発生から30年 全面解決目前に捜査を潰した捜査員たちの大罪】からの続き
警視庁刑事部捜査一課のNo.2、理事官として捜査を主導した原雄一(68)が重い口を開いた。
「名古屋で日中混成強盗団を率いた日本人の口から解決への糸口となる人物の名が明かされた。...

