庶民の娯楽にも「値上げの波」が… 「コロナ禍に物価高が追い打ちを」

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“庶民の娯楽”も500円値上げ

 いまだ収まらない物価高は、演劇や伝統芸能の世界にも影を落としている。

 端的な例が、今年10月に上演予定のミュージカル「エリザベート」のチケットだ。平日のSS席が2万円(土日祝日、千秋楽は2万1000円)と、歌舞伎以外の演劇チケット代で初めて2万円を突破した。さらに“庶民の娯楽”の代表格、寄席にも“値上げの波”が。

 落語ライターが解説する。

「今年6月、東京・上野の鈴本演芸場や浅草の浅草演芸ホールの木戸銭が、500円アップの3500円に値上げされて話題になりました。...

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