ついに故障原因が判明も「山形新幹線」に不安の声…トラブルが発生しやすい「特有の事情」とは

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山形新幹線の重大トラブル

 1992年の開業から約33年、首都圏と山形県を結ぶ大動脈として機能してきた山形新幹線の信頼が揺らいでいる。6月17日、鳴り物入りで導入されていた新型車両、E8系に重大なトラブルが発生。乗り換えなしで山形県内へ直通できることがウリだった新幹線が、福島駅で乗り換えが生じるケースが多くなり、本来のメリットを発揮できなくなったのだ。【取材・文=宮原多可志】

「山形新幹線は奥羽本線の一部区間で、線路の幅を新幹線と同様に広げることで首都圏との直通運行を可能にしました。...

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