「お金があり余っているんだな」…「都民のグランマ」と呼ばれる小池百合子知事が水道料金無償化実現で地方から買う反感の声

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「都民の義母」と呼ばれて

 都議選、参院選を終えて、小池知事の次の一手は何か。

 小池知事が就任以降、気を配り、かつカネも配っているのが子育て支援だ。子ども一人当たり月額5,000円を支給する「018サポート」や無痛分娩の費用助成、高校授業料の実質無償化、保育料の無償化など、数々の子育て支援を打ち出し、インターネット上では「都民の義母」「都民のグランマ」などと呼ばれている。

 小池知事も、満更ではなさそうだ。1月の記者会見でこの呼び名について聞かれると、「昔、『新宿の母』という人が伊勢丹の角で色々相談に乗っていたのを思い出した。今できることは、もう精一杯やっていきたい」などと応じている。

 今夏の都議選でも、各党が盛んに子育て支援の充実を訴えていたが、一方の都庁各局は今、各党の公約にどう対応するか、頭を悩ませているという。

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 有料版「都議選・参院選の影の『勝者』絶好調の都税収入が7兆円で『小池百合子都知事』が狙う次の『秘策』」では、都税収入が上がり続ける中で小池知事が狙う次の「一手」について解説している。

デイリー新潮編集部

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