「お金があり余っているんだな」…「都民のグランマ」と呼ばれる小池百合子知事が水道料金無償化実現で地方から買う反感の声
7月20日投開票の参院選は、与党の過半数割れで幕を閉じた。自民、公明両党は2万円の現金給付を公約としたが、物価高騰に名を借りた「バラマキ」との批判が噴出し、結果は歴史的な大敗。対照的に、6月の都議選で「知事与党」を勝利に導いたあの人は、鈍重な政府・与党をしり目に、存在感を発揮している。【阿部雄平/ジャーナリスト】
小池百合子東京都知事が今夏、猛暑対策にかこつけて打ち出したのは、水道の基本料金無償化だった。主に家庭で使われている小口径の契約者約800万件が対象で、4カ月で計 3,440~5,840円を無料にする。...
