「安倍政権はなぜ“勝ちすぎ”が可能だったのか」 政治状況を一変させてしまった参政党の地上戦
誰がやっても3連敗していた
参院選が終わり、自公与党は参院でもトータルで過半数を維持できず、早晩、石破茂首相の退陣は不可避と見られている。自公はなぜ勝てなくなったのか。この不安定な政治状況は日本に何をもたらすのか。
「石破政権になって自公与党は衆院選、都議選、参院選と3連敗しました。“負けすぎ”た印象はありますが、誰が首相(自民党総裁)をやっても遅かれ早かれそうなっていただろうとは言われています」
と、政治部デスク。
「選挙に連戦連勝だった安倍政権と比べて石破政権は何がダメだったのかといったように3連敗の敗因を探る動きが各所であるわけですが、どれも取ってつけた理屈ばかりのように映ります。...

